《trangiaメスティン》使う前にこれだけはやっておくべき2選!バリ取り&シーズニングの説明

《trangiaメスティン》使う前にこれだけはやっておくべき2選!バリ取り&シーズニングの説明

友達から子供のお下がり服とおやつが届きました♪
お向かいさんからサツマイモと新米をもらいました♪
優しい人に囲まれて毎日ハッピー♪

こんにちは、おぐです\\\\٩( ‘ω’ )و ////

前回はメスティンを購入してみて他メーカーとの比較をしてみました!
大きな違いは発見されませんでしたが、それぞれコストパフォーマンスも良く購入して良かったなと思う商品でした♪

今回は、新しく購入したtrangiaのメスティンを使う前に一手間かけて使いやすいように準備しておこう!と思いまとめてみました。
誰かの参考になれば嬉しいです∩^ω^∩

ますは素材についてまとめます!

trangiaの使っている素材

アルミニウム(AL)

トランギアの定番モデルの多くは、このアルミニウムで作られています♪
アルミニウムの特徴として軽量・強靭・熱伝導率の良さがあり、全体に熱を均一に伝えることができるので、熱の当たる中央部分だけが焦げ付いたりする心配が少ないです。

ウルトラライト アルミニウム(UL)

ウルトラライトアルミニウムとは、通常のアルミニウムより50%強い強度を持つ素材です。アルミニウムと同様のパーツを作っても、強度を保ったまま薄い素材で作ることができるので、全体の軽量化が図れます。

ウルトラライト ハードアノダイズド アルミニウム(HA)

傷や摩耗、腐食への耐性を高めるため、ウルトラライトアルミニウムの表面にハードアノダイズド (陽極処理)加工を施した素材になります。
ハードアノダイズドは、グレー系に自然発色し、通常のアルマイト加工よりも厚く硬い皮膜が生成されるので、耐久性が高まるだけでなく、表面に汚れが付きにくくなるメリットもあります。

ブラック/ノンスティック(BK)

ソースパンやフライパンの表面に焦げ付きを防ぐノンステッィク加工を施した素材になります。
コーティングすることで使用後のお手入れも簡単になりますが、摩耗には弱いため金属製のカトラリーや調理器具の使用で傷つく可能性があります。金属製の使用は控えシリコンや木製の使用をオススメします。

デュオーサル(D)

外側は熱伝導率の高いアルミ、内側は耐久性に優れたステンレスを使用した二重構造の素材です。それぞれの素材の強みを持っているので丈夫であり野外での使用に便利です。

空焚きに注意

メスティンでは使われていませんが、ソースパンやフライパンなど表面加工(ノンスティック加工や表面塗装)がされてある器具に関しては空焚きが禁止されているのはご存知ですか?
空焚きをすることで器具本体の温度が必要以上に上がってしまい、ノンスティックコーティング面を痛め加工の剥離、破損。熱分解によりフライパンなど表面の塗装はがれの可能性があるためです!
その温度は約220℃〜230℃。また400℃以上になると有毒ガスが発生するため、ノンスティック加工されている場合の空焚きは禁止されていますので注意が必要です。

※ノンスティックコーティングの一般的な耐熱温度は260℃、フライパンから煙が上がる時は空焚きになっている可能性があるので火力を弱める(弱火〜中火)必要があります

メスティン購入したのに汚れてる…

蓋を開けてみるとなんだか白い汚れ?ナニコレ?
心配するなかれ!製造途中に工場の水道水とアルミが反応してできた水酸化アルミです!アルミ無垢製品の場合、ほぼ全ての製品に白い模様(汚れ)は発生するみたいです。
不良品ではなく、また人体への影響はないとのことですが、付着は進行すると穴が開く可能性があるので、使用前にはよく洗浄し乾燥させることをオススメします!

メスティンのバリ取り

前回の記事でも少し触れました。
trangia製メスティンのバリ取りに関してはした方が良いと思います。
もちろんそのままの使用でも大丈夫な程度ではありますが、素材がアルミであり少しのバリで怪我をする可能性もあります。
ヤスリで削るだけと簡単なので1番先にバリ取りすることをオススメします!

バリ取りの方法

ヤスリは#1000番の細目が良いです。
ホームセンターで100円程度で販売してます♪

本体と蓋の縁に沿ってヤスリで削るだけ♪
5分くらいで終わります!

写真では伝わりませんが、指で触ると引っかかりがなくなりツルツルになりました♪

メスティンのシーズニング

シーズニングって何よ?

料理を頻繁にしたり鋳物調理器具を持っていたりする方はすぐピンと来るかもしれませんね♪私も最近まで知りませんでした(笑)
スキレットやストウブ、キャンプで使われるかたも多いですよね∩^ω^∩

・シーズニング=調味料から派生した『粉末の調味料
・シーズニング=乾燥から派生した『鉄製器具のお手入れ
と2つの意味を持ち合わせます。
今回は後者のお手入れについて説明していきます♪

メスティンはアルミなのにシーズニング?

そう、基本的にシーズニングとは『鉄製の鍋などを使い始める前に油をなじませて慣らしておく』作業です。
みなさんお気付きの様にメスティンはアルミ製。基本的にはシーグニングの必要なんてないはず!!

素材の説明で、アルミは熱伝導が良く全体を均一に温めることができるので焦げ付く心配が少ない!と言いました。
確かに何度も使用していく中で徐々に皮膜が出来てくるのでそのままでも大丈夫です。
ただ、1回目の使用に関しては無垢アルミのメスティンがアルマイト加工(陽極処理=皮膜加工)されていないのでシーズニングする事をオススメします。

もちろんシーズニングしたところで100%焦げ付かないです。
なんてことはありませんが、焦げ付きを軽減、変色を防ぐことができます♪

変色を防ぐって何?変色するの?

アルミって白くなったり黒くなったり大変ですよね(笑)
使用状態によりアルミの表面が黒く変色する事があります。これもアルミと水の化学反応による現象であり、人体に影響はありません
シーズニングで皮膜加工することによってこの変化も起こりにくくなるので、焦げ付き防止と変色防止で一石二鳥です♪

シーズニングの方法

1番メジャーで簡単♪準備のいらないものは

お米のとぎ汁で15〜30分間、煮沸させる

お米はほぼ毎日炊く方が多いですよね。そのついでにできちゃうので、この方法でシーズニングしていきたいと思います!
お米のとぎ汁を使うということでも分かるように、メスティンを飯盒として使えば使うほど自然とシーズニングされて焦げ付きにくくなります

準備するもの

・メスティン
・メスティンが入る大きさの鍋
・お米のとぎ汁

メスティンのハンドルを外す

ハンドルはアルミ製でなく必要がないので外しておきましょう。

メスティンをしっかり洗浄

購入時点で水とアルミの化学反応により既に水酸化アルミが付着している場合があります。洗剤を使ってしっかり洗い、すすいでおきましょう。

とぎ汁とメスティンを鍋に入れ煮沸

鍋にメスティンとメスティン全体がしっかり浸かる程度のとぎ汁を入れます。
ここから火をつけ沸騰するのを待ちます。
沸騰したら吹きこぼれない様に注意して15〜30分煮立てます。
※メスティンが入る大きさのお鍋がない場合は、メスティン本体にとぎ汁を入れ沸騰できればOKです♪この場合は中にしか皮膜が出来ません。

熱が冷めるまで待つ

煮沸が終わり、全体の熱が冷めたら取り出します。
急いで取り出して火傷しないように注意してください。

水洗いする

とぎ汁で皮膜が完成している状態です!
間違ってもここで洗剤を使って皮膜加工を薄れさせないようにしてください。水洗いできたらしっかり乾燥させてシーズニング完了です♪

メスティン使用後のお手入れ

せっかく皮膜が出来たので、なるべく長持ちさせて大切に使いたいですよね!
メスティンを洗うときにはタワシなどは使わないようにしましょう。水に浸け置き、洗剤とスポンジで洗うことが基本です♪

もし調理で焦げ付いた場合には、焦げが浸るくらいの水とお酢を大さじ2杯程度入れて沸騰させ、その上でゆっくりヘラなどを使って落としましょう。
焦げを落としたら再度シーズニングすることをオススメします∩^ω^∩

まとめ

調理にも大活躍のメスティン!最初の一手間とお手入れで長く使えるギアです!一手間加えることで愛着もわいて長く付き合えるギアになりますので是非大切に使ってあげて下さい♪

↓↓よければ過去の記事もご覧ください↓↓
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